コミュニティトレード（フェアトレード）のコーヒーをご注文を受けてから丁寧に焙煎してお届けしますメキシコ シエラ・マードレ シティロースト（200g）

コミュニティトレード（フェアトレード）のコーヒーをご注文を受けてから丁寧に焙煎してお届けしますメキシコ　シエラ・マードレ　シティロースト（200g）
色々と試してみた結果、中煎りのシティローストで飲むのが一番飲みやすかったので、当店ではシティローストで提供しています。味のバランスがとれていて、際立った酸味もなければ、苦みもないので、非常に飲みやすいコーヒーです。“味”は意外としっかりしており、その割に後味はしつこくなく、とても上品なコーヒーに仕上がりました。癖のあるコーヒーが苦手な方にはお勧めのコーヒーです。■内容量200g■保存方法密封容器に入れたうえ冷暗所で保存して下さい。■賞味期限豆：焙煎日より2ヶ月粉：焙煎日より1ヶ月■原産国日本（生豆生産国：メキシコ合衆国）■生豆仕入先（株）オルター・トレード・ジャパン■原材料コーヒー生豆■備考焙煎したコーヒーは非常に酸化しやすいので、未開封でも長持ちは致しません。出来る限りお早めにお召し上がり下さい。チアパス州セルバラカンドナ、中部高地、北部、シエラマードレ標高：900〜1,600mチアバス州はメキシコの最も南部にありグァテマラとの国境に位置しています。そして国内で最も貧困の度合いが高い州であるともいわれています。特に近年は主要産業であるコーヒーの国際価格が下落し、多くの若者がメキシコ北部やアメリカに出稼ぎに出なくてはならない状況になっています。コーヒー農園は協同組合の所在地から車で3時間ほど走った、奥まった山の頂上付近にあり、森の中にコーヒーの実がなっているような最高の自然環境の中にあります。（参照：オルター・トレード・ジャパンのウェブサイト） 面積： 197万平方キロメートル（日本の約5.3倍） 人口： 1億310万人（2005年10月メキシコ国立統計地理情報院） 首都： メキシコ・シティー 民族： ヨーロッパ系と先住民の混血（60%）、先住民（30%）、ヨーロッパ系（スペイン系等）（9%）、その他（1%） 言語： スペイン語 宗教： カトリック（国民の約9割） GDP： 8,440億米ドル（2006年） 一人当たりGNI： 7,870米ドル（2006年） 経済成長率： 4.8%（2006年） 物価上昇率： 4.05%（2006年）（参照：外務省のウェブサイト） サン・フェルナンド生産者協同組合組合員総数は774名。（2005年現在）チアバス州の州都トゥクストラ・グティエレスにサン・フェルナンド協同組合の事務所があります。コーヒーの生産地（単協）はそこから山奥に入ったところに点在しています。サン・フェルナンド協同組合の人々コーヒーの理想的な環境は山の斜面で回りに高木があって日陰を作ってくれて、多種多様な植物が混在した環境ですが、この生産地はそういう意味では理想的な環境のもと、コーヒーの木が育てられています。単協の人々この組合では、コーヒーの価格が下がっていた90年からオーガニック・プログラムを開始しました。組合員の80%にあたる623名が、NaturlandやJASのオーガニック認定を取得しています。残りの人もオーガニック認定取得のためにオーガニック栽培に転換中だそうです。ATJさんは、生産者にフェアトレード＋オーガニック＋グルメプレミアム価格を支払っています。（当店は焙煎業者としてのJASオーガニック認定を受けていませんので、オーガニック商品としては販売致しておりません。）イギリスのフェアトレード団体TWIN（Third World Information Network）の紹介で日本のATJ（オルター・トレード・ジャパン）との関係が始まり、日本に直輸入されています。組合活動の一つに女性プロジェクトがあり、現在5グループ100名が参加し、家庭菜園と蝋燭作りを行っています。その他に、サン・フェルナンドはミシン工場も運営していて、警察の制服を作っているとか。パーチメントの選別作業中。右は女性プロジェクト担当アナ・マリアさん収穫されたコーヒーの実（コーヒーチェリー）一見すると順調に運営されているようなサン・フェルナンド協同組合ですが、もともと国内で最も貧困の度合いが高い州であり、さらにコーヒーの市場価格が暴落したこともあって、加盟していた一部の単協が脱退したり、生産量の95%をフェアトレードとして出荷している現状を考えると、組合の抱える問題は山積しています。生産者が自立出来るようになるまでには、まだまだ長く険しい道を歩まなければ成りません。コーヒーチェリーの収穫風景（参照：オルター・トレード・ジャパンのウェブサイト）
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2008/08/25 (Mon) フェアトレード Trackback() Comment(0)